
こんにちは、
当サイトに足を運んで頂き
ありがとうございます。
少しずつ、『使える知識』を増やしましょう。
この記事からわかること。
- 値段設定で考えないといけないこと。
- Amazon Kindle Fire の販売方法に感激。
- 値段が安いと売れる。でも、高くても売れる。
『日本人は勉強をしない』
とあるアメリカの大学で出た言葉だ。
小学生から高校生までで見れば
勉強をしていると言えるだろう。
でも、大学生以上の年代では
『勉強』とは無縁である。
アメリカでは転職が当たり前。
良い資格などを持っていると、取ると給料が上がる。
それらの理由からもアメリカでは
社会人になってからも勉強をすることが多くなる。
大人になったからこそビジネスを本気で考える。

当サイトでの、
『ビジネスの話』では
アメリカのMBA所得の際に得た
知識をおそそわけ。
『ビジネスの話』では、
2つの目的があります。
- ビジネスの話を読める。
- 考える力を習慣付ける。
基本的には読んでいく。
所々に、『だるまっち』から
質問式の考えるところがあるのでそこでは
自分の会社なら、
自分がその会社の人なら、、、など
色々な方向から考えてみましょう!!
作者について。

今回は、MBA所得の際に
アメリカの大学院で実際に学んだことを
少し紹介。Outputすることによって
自分も勉強になるので一緒に学んでいきましょう!


安ければ売れる。
でも、物を作るときにはコストがかかる。
値段設定はビジネスにおける『命』です。
値段設定で考えないといけないこと

値段設定で考えないといけないことはなんでしょうか?
値段を考えるときにまずは、
物やサービスに対して『いくらのコストがかかったか』を考えないといけない。
[利益 = 売り上げ ー コスト]で出すことができます。
いくら、売り上げを伸ばしても、
それにコストがとてもかかれば利益は出ない。
1億で家を仕入れて、1億で売っても利益はゼロだよね?
→ 0 = 1億 ー 1億
これらの理由から、
コストを下げるために多くの企業が『人件費の安い』中国やフィリピンなどに製造会社があります。(それだけが理由ではないですが、これが一番の理由)
Amazon Kindle Fire のビジネス方法が凄すぎ。

皆さんはAmazon を使っていますか?
最近では、サブスクの映像関係では
右に出るものがいないほどの成長をしています。
そのAmazon が2011年に販売を開始したのが
Amazon Kindle Fire です。
AmazonはKindle Fire を作るのに、約$203かかるに対して、発売価格は$199で発売した。これだけを聞いたら、ただの赤字ビジネスだ。しかしAmazonは成功している。

そこに秘められていた策とは
いったい何なんだろう。

赤字だからとりあえず、
$205に変えて売るのが最重要!
『値段がcostよりも低いから値段を上げないと!』は堕策
この問題を一緒に考えましょう。
A社長はA店に『100円のコストをかけて『リンゴジュース』を作って、120円で売ってくれ』と言っていました。なので、利益は20円ですね。でも、このA店では何かの間違いで100円で3ヶ月以上売っていました。

あなたはこのA社長です。
どう対策しますか??
少し考えてみてくださいね!
答えではないですが、
こんな考え方ができるってことを紹介します!
製作と売値で赤字確定!なのに成功した理由とは?
では少しヒントを。
この言葉を聞いてわかる人はわかる。
Amazonは Maximize Profits だ。
Maximize Profits とは?
利益を最大限に出すこと。主に長い期間で見たときに最大限の利益になること。
そのことを含まえて、
こう考える人が多い。『一般人』

あ〜、
Amazon は Amazon Primeなどの
他のところで収益が見込めるから、
Kindle Fire の少しの赤字なら大丈夫ってことだ!!
この考えは確かにそうです。
Profits = revenue – cost だから、revenue を他で増やしてcost を上回る策だ。ただ、AmazonのTopは考え方を違う。
Amazon では、Profit = revenue – cost だかこそ、revenue を増やすのではなく、コストを減らそうと考えました。Amazonは技術開発に投資し、製作するのにかかるコストが$185まで下がった。これにより、利益は$14になった。
なぜ、すぐにAmazonは値段変更をしなかったのか。
それには2つの理由があった。
- 値段を上げれば、売り上げは下がる。
- イメージが悪くなる
ビジネスにおいて、『需要の法則』はとても大切。簡単に言えば、安ければ多くの人からの需要が多く、高ければ高いほど需要は減るという考えのこと。『需要の法則 “law of demand』の例を見てみましょう。
今A君の手元に6つの小さなチョコレートがあります。友達B君が『その6つのチョコレートと同じ大きさぐらいのビスケット1つ交換をしよう』と言いました。
A君はだめって言いました。
B君は2回目の提案をしました。
『じゃ、A君の6つのチョコレートと同じくらいの大きさのビスケット2つ交換しよう』と言いました。
この時点で、チョコレート3つ=ビスケット1つが同じ価値ってことですね。
この時点でも、A君は嫌だと言いました。
B君は『じゃ、ビスケット3つと交換だ!』と言いました。
A君は『いいよ!』って言いました。

この問題は大学院の20人の生徒で実際に行われました。
結果は、6つと1つで交換した人は1人。
6つと2つで交換した人は5人。
6つと3つで交換した人は14人でした。
このことから、
値段が下がれば需要が上がると言えますね。
Price
6
3
2
Quantity
1
15
28
上のグラフから、値段(price)が下がれば売り上げ数(quantity)は上がることがわかりますね。これをLaw of Demand 『需要の法則』
利益を上げるために値段を下げるのが堕策とは?

リンゴジュースの話に戻りましょう。
→ 問題はここ。
120円に戻すのがいいのでしょうか??
私の考えはNOだ。
理由は、すでにビジネスをしているので
マーケティングなどをして認知があると仮定すれば、
値段を上げるのは評判が良くない。
そこで2つの提案。
- 90円かかるコストを下げる。
- オレンジジュースも販売するが40円の利益が出るようにする (おすすめしない)
一番最初に考えるべきことは、100円のコストを下げることだ。コストが80円などに下がれば同じ100円で売り続けても利益が出る。
その後に考えられることは違うジュースを売ることだ。これはAmazonでいう、Amazon Prime と一緒だ。でも、これはおすすめしない。Amazonとは違いこの店ではオレンジジュースが売れるかわからない。そこにコストをかけるのは良くない。
結果、A社長はりんごの収穫をしている場所を変えたり、労働者を減らしたりして、コストを減らす必要があります。広告を打って売り上げを増やしても、その分コストが上がるので利益が上がるとは考えにくい。認知がないことで売り上げが少ないと考えるなら広告は効果的です。
あなたはどんな考えでしたか??
In conclusion

今回の『ビジネスの話』ではAmazon Kindle Fire の例を使って、ビジネスにおける値段設定を紹介しました。ビジネスにおいて『利益』を出すことが大切です。でも、それよりも『長期間で利益を生む』ことが大切です。Amazonは近い未来の利益ではなく、長い目で見た時の利益に焦点をおいていることがわかります。
さらに今回は “law of demand” も紹介しました。
少しずつですが、
ビジネスの勉強を一緒にしていきましょう!
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